フリーランスエンジニアのお得な健康保険

フリーランスエンジニアとして働き始めると、会社員として勤務するよりも仕事内容やスケジュール進行をある程度自由に決められます。
その結果として、より多くの報酬を得られる可能性もあります。
しかし、会社員のように所属企業からサポートを得るのは難しいのを忘れてはいけません。

企業からのサポートがないことを実感しやすいのは健康保険です。
会社員であれば、企業が保険料の一部を負担してくれるので、自分の保険料は安く抑えられます。
しかし、フリーランスとして活動を始めて国民健康保険に加入すると、企業の負担分がないので保険料が高く感じるかもしれません。
そんな時、フリーランスエンジニアとしての仕事の中にWebサイト構築の仕事があるなら、「Webデザイナー」として文芸美術国民健康保険組合、略して文美国保に加入できる可能性があります。
組合に加入できれば、保険料が一律となるため、収入が多いほど保険料がお得になる魅力があります(収入額による保険料の増減がない)。
収入が低い場合はお得にならない場合もありますし、自治体による保険料設定の差もあるので、よく調べてから保険の切り替えを検討してください。

フリーランス活動は報酬や働きかたの点でメリットが多いのが魅力ですが、万が一、体調が悪くなったときにフォローしてくれる同業者がいるとは限りません。
エンジニアとしての知識や経験に磨きをかける一方で、健康にも注意しながら仕事をすることも大切です。

独立する前に健康保険のことを知ろう!